7月31日に行われた横浜DeNA対巨人の15回戦は巨人が6対0で勝利。ゲーム差なしで迎えた直接対決を制して3位の座を死守した。投げてはプロ15年目のベテラン左腕・内海哲也投手(36)が、2014年9月12日以来となる約4年ぶりの完封勝利。打線も1番の重信が3安打2打点、2番の吉川が本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せ、2回までの5得点で一気に勝負を決めた。9回130球、被安打6の熱投で横浜DeNA打線をシャットアウトした内海は、8回終了時に「行かせてください!」と9回の投球を志願していたことを明かした。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。
――見事な完封勝利! 今シーズン4勝目、内海投手です。ナイスピッチングでした。
もう最高です!
――2014年以来、4年ぶりの完封勝利、どんな味ですか?
いや、もう……。もうできないと思っていたんで、完封できて嬉しいです。
――最後のアウトを取ったときになにかを仰ってました。どんな気持ちだったんでしょうか?
なんて言うんですかね。「終わったー!」って感じですね。
――それにしても今日のピッチング。非常に攻めているように見えましたが、ご自身として出来はいかがでしたか?
そうですね。右バッターにも左バッターにもしっかりインコースに投げ切れていたので、その結果だと思います。
――たしか8回を投げ終えて115球。斎藤コーチが近くを通りかかったように見えたんですが、なにか話はあったんでしょうか?
「行けるか?」と聞かれたんですけど、「行かせてください!」と言いました。
――去年の春先もここでヒーローインタビューをさせていただきましたけども、4年前の完封もベイスターズ戦だそうです。
ありがとうございます。
――強力打線の印象は?
本当にしんどかったですね。1人1人すごいバッターばっかりだったんで、本当にしんどかったですけど、なんとか1人ずつという気持ちでマウンドに上がって、その結果が完封になって嬉しいです。
――内海さんは36歳。ベテランとは言わせないような、この暑い中でひょうひょうと投げていましたが、その気持ちというのは?
毎試合毎試合、最後という気持ちで投げてますし、ファームにいい投手がたくさんいるので。1回失敗したら2軍に行かされるという気持ちがあるので、絶対に残ってやります!
――いよいよ明日から8月になり夏休みも本番です。今後の抱負を聞かせてください。
今日みたいに粘り強く、1イニングでも多く投げたいと思います。
――ぜひ、すばらしいピッチングを期待しています!
頑張ります!
(C)AbemaTV
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これから優勝目指して頑張って下さい‼