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映画『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンのフレディ・マーキュリーを見事に演じたラミ・マレック。撮影ではフレディに成りきるため、義歯を付けて演じていたという。

 伝説のロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディの半生を描き、日本でも大ヒットを記録している同作。ラミ自身はフレディと瓜二つというわけではないが、劇中ではフレディそのものに見えてしまうから驚きだ。

 フレディは出っ張った前歯がコンプレックスだったといわれており、ヘアメイクのジャン・スーエルは「フレディが歯並びを隠す時に口を動かす癖を、その歯(義歯)で表現したの」と説明する。

 また、ラミといえば大きな目がトレードマークのため、特殊なメイクでフレディの見た目に寄せたようで、「ゼラチンの鼻は、目を少し近づけるのに役立ったわ。ラミの目はフレディよりずっと大きいから、メイクで目立たないようにしたの」とジャンは明かす。

 ラミは「僕はフレディには決してなれないと最初からわかっていたけれど、ヘアメイクが彼の本質を捉える助けになってくれた」と語っている。(編集部・中山雄一朗)

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は公開中

 
ラミ・マレックの歯はこんな感じ - Jun Sato / WireImage / Getty Images
(出典 news.nicovideo.jp)